事業のご案内
医療系廃棄物
リサイクル
医療機関から出る廃棄物を安全・確実に処理し、
再利用可能な資源としてリサイクル
医療系廃棄物リサイクル
医療機関や研究施設から排出される廃棄物を適切に処理し、再資源化(マテリアルリサイクル)と、廃熱を利用した発電(サーマルリサイクル)の2通りのリサイクルを実施しています。感染リスクの高い廃棄物を安全に処理するため、最新の技術と厳格な管理体制を導入。環境負荷の低減と資源の有効活用を目指し、持続可能な社会の実現に貢献します。
医療系廃棄物リサイクルの特長
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安全・確実な処理
医療廃棄物の安全で効率的なリサイクルを行うため、大型冷蔵倉庫と自動投入装置を用いた効率的な廃棄物投入プロセスによる安全性の確保、さらに東京・横浜・川崎に位置する焼却炉3炉稼働によるリカバリー体制を整え、安定処理を実現しています。24時間の監視カメラと警備体制により、施設内のセキュリティも万全です。
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信頼性の高い
100%リサイクル焼却時に発生する廃熱を利用して発電を行うサーマルリサイクルを採用し、廃棄物の有効活用と環境負荷の軽減を同時に実現。また、廃棄物の処理過程で発生するエネルギーを電力に変え、供給するサービスを提供しています。廃棄物の適切な処理だけでなく、エネルギーコストの削減も可能となり、持続可能な社会の実現に貢献しています。
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オリンピックでの
廃棄物処理にも貢献医療系廃棄物処理を行う東京臨海エコクリーンは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において廃棄物処理を行い、その功績が認められ、大会組織委員会より感謝状を授与されました。この経験を今後の更なるお客様へのご支援につなげられるよう、技術力の向上に努めてまいります。
医療系廃棄物リサイクルフロー
(東京臨海エコクリーン)
設備紹介
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東京臨海エコクリーン(バーチカル炉)
感染性廃棄物処理能力:最大1日100t(50t×2系列)
※国内最大級の医療系廃棄物専用の処理施設
対象
注射器、メス、血液付着物などの医療系廃棄物
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横浜エコクリーン(ロータリーキルン・ストーカ炉)
感染性廃棄物処理能力:26.9t/日
対象
注射器、メス、血液付着物などの医療系廃棄物
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川崎エコクリーン(ロータリーキルン・ストーカ炉)
感染性廃棄物処理能力:20t/日
対象
注射器、メス、血液付着物などの医療系廃棄物
よくある質問
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Q工場見学は可能ですか?
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A設備の都合上、原則的に現在契約中のお客さま、もしくは入荷前の処理場確認のお客さまのみ見学をお受けしております。
ただし、東京都環境公社主催のスーパーエコタウン見学会の東京臨海エコクリーンが見学ルートに含まれる日程をお申込みいただくことで見学も可能です。それ以外のご要望の場合には、本社までお問い合わせください。 -
Q受入条件はありますか?
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A鋭利なものや液漏れする恐れのあるものはプラスチック等の堅牢な容器、固形物はダンボール容器への収納が条件となります。また、バイオハザードマークが表示されていることも条件となります。
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Q単価表はありますか?
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A一律のものはないため、営業担当がお見積りを作成いたします。
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Q電子契約書、電子マニフェスト対応はしていますか?
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A対応しております(推奨しております)。
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Q最終処分はどのような方法ですか?
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A東京臨海エコクリーン:スラグ(再資源)化し、最終処分完了となります。
川崎エコクリーン・横浜エコクリーン:路盤材や埋戻材等に再生委託または最終処分(管理型埋立)をしています。 -
Q焼却炉の稼働状況を教えてください。
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A定期検査等による停止を除いて、24時間操業をしています。
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Q廃棄物の搬入可能日時を教えてください。
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A月曜日から土曜日、8:00~17:00の受け入れが可能です。
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Q発電量と発電した電力の用途を教えてください。
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A東京臨海エコクリーン:23,000kW/h(最大)
川崎エコクリーン:1,500kW/h
横浜エコクリーン:1,889kW/h
工場使用電力は、発電した電力ですべて賄っています。
余剰分は他社へ売電しております。 -
Q冷蔵自動倉庫の保管量は、どれくらいですか?
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A東京臨海エコクリーン:100t
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Q感染性廃棄物を回収していただきたいのですが。
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A弊社は、特別管理(感染性)産業廃棄物の収集運搬業許可を有しておりません。現在お取引のある収集運搬会社をご紹介することが可能ですので、お問い合わせください。
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Q焼却炉は年間どのくらい定期メンテナンスをしていますか。
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A横浜エコクリーンは年間2回、川崎エコクリーンは年間3回程度行っています。