Interview

お客様と工場の架け橋
提案力で未来を変える営業の面白さとは

Y.S

営業本部 サーマル・ケミカル営業部 ケミカル営業室

2022年入社

ケミカル工場向けの営業として、液体廃棄物や汚泥の処理方法を提案。お客様の課題をヒアリングし、最適な処理方法を社内と調整しながら提供。信頼関係を築きつつ、環境負荷の軽減と工場の運用最適化に貢献している。

お仕事内容を教えてください。

廃棄物処理の最適な提案で、お客様の課題を解決する

私は、主にケミカル工場向けの営業を担当しています。具体的には、お客様の工場から発生する廃液などの廃棄物の回収・処理を提案する仕事です。お客様から「この廃棄物を処理してほしい」という依頼を受けることが多いですが、こちらから定期訪問を行い、廃棄物の処理方法を見直す提案をすることもあります。また、営業活動は単にお客様とのやり取りだけではなく、社内調整も重要な仕事の一つです。ケミカル工場の受入状況や処理能力を確認し、最適なスケジュールを組む必要があるため、工場の担当者や物流の担当者と密に連携しながら進めています。

私の1日の流れとしては、出社後まずはメール対応や資料作成を行い、その後、社有車や電車でお客様の工場へ訪問します。現場での打ち合わせでは、お客様から処理の課題についてヒアリングし、最適な提案を行います。夕方は社内に戻り、ケミカル工場との調整や契約書の作成、上司への報告などを進める流れが一般的です。

また、廃棄物の回収にあたっては、事前の現場確認も重要な仕事の一つです。例えば、地下タンクに貯蔵された液体廃棄物を回収する際、「臭気が発生するので対策を考えてほしい」と相談されることがあります。その場合、回収方法を工夫したり、必要な設備を提案したりすることで、現場での作業がスムーズに進むように調整します。回収後も、ケミカル工場で問題なく処理されているかを確認します。

営業職と聞くと「新規開拓をバリバリ行う仕事」というイメージがあるかもしれませんが、当社の営業は既存のお客様との関係を深め、信頼を築くことが中心です。そのため、丁寧な対応と適切な提案が求められます。

仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様の課題を解決し、
感謝される喜び

営業の仕事は、お客様と自社工場の間に立ち、廃棄物の最適な処理を実現することです。その中で最もやりがいを感じるのは、お客様の課題を解決し、感謝の言葉をいただいた瞬間です。例えば、あるお客様から「期日が決まっているので、それまでに廃棄物を回収してほしい」という相談を受けたことがありました。しかし、通常のスケジュールでは間に合わず、ケミカル工場の受け入れ枠も埋まっていました。そこで、自社工場の技術担当者や物流担当者と何度も調整した結果、期限内に回収を完了。お客様から「本当に助かった!」と言われ、大きな達成感を感じました。

処理が難しい特殊な廃棄物の対応にもやりがいを感じます。以前、あるお客様の処理施設で従来の方法では処理できない廃棄物が発生し、困っていました。そこで、社内の技術担当者と連携し、新しい処理方法を考案し解決しました。お客様の問題解決に貢献できたことを実感し、「営業の仕事は単なる取引ではなく、価値を生み出す仕事なのだ」と強く感じました。

長く関係を築いたお客様が「今後もお願いしたい」と継続的に依頼してくれることも、大きなやりがいにつながります。営業は、単に物を売るのではなく、信頼関係を築く仕事です。何度も訪問を重ね、誠実に対応し、「安心して任せられる」と思ってもらえたとき、この仕事を選んでよかったと思います。

職場の雰囲気や、頼りになる先輩について教えてください。

支え合いながら成長できる、
協力的な職場

当社の魅力の一つは、協力的で温かい職場の雰囲気です。営業職は個人プレーのイメージがあるかもしれませんが、実際には社内の技術スタッフや工場の担当者と連携しながら進める仕事です。そのため、一人で抱え込むことなく、周囲と相談しながら仕事を進められる環境が整っています。

特に、入社1年目からお世話になっている先輩の存在は、私にとって大きな支えです。何でも相談できる優しい先輩で、「誰かにメールを送るときは、CCに入れてね」とアドバイスをもらい、そうすると仕事の進め方についてフィードバックをもらえることもあります。こうした細やかなサポートのおかげで、安心して仕事を覚えることができました。その先輩は、「今はケミカル工場がこういう状況だから、このタイミングでこういう廃液を回収しよう」といった具合に、営業の都合だけでなく、工場の稼働状況や処理能力を考慮しながら最適な判断を下す力を持っています。お客様のためだけでなく、社内の仕事全体をスムーズに回すためにどう動くべきかを考えて行動している姿に憧れています。私も将来は、その先輩のように広い視野を持ち、お客様にも社内にも信頼される営業になりたいと思っています。

仕事とプライベートの充実はできていますか?

自分の時間を大切にできる、
働きやすい環境

当社には、仕事とプライベートのバランスを取りながら働ける環境が整っています。営業職はスケジュールの管理がしやすく、自分で時間を調整しながら仕事を進めることができます。急な予定変更があった場合でも、チームでフォローし合う体制があるため、一人に負担が集中することはありません。

また、休みが取りやすいのも当社の特徴です。有給休暇を計画的に取得できるだけでなく、繁忙期以外は希望の日に休みを取ることも可能です。私自身、休日は趣味のキックボクシングを楽しんでいます。もともとは運動不足解消やダイエット目的で始めたのですが、今では仕事のリフレッシュに欠かせない時間になっています。

営業の仕事は車移動が多く体力的な負担は少ない一方で、運動不足になりがちです。そこで、普段から意識的に体を動かすようにしていて、歩く時間を増やしたり、趣味の幅を広げたりしています。その一環で、最近は長距離サイクリングにも挑戦しました。特に印象に残っているのが、淡路島一周のサイクリングです。アップダウンのあるコースは想像以上にハードでしたが、海沿いの景色を楽しみながらペダルをこいでいるうちに、不思議と疲れよりも達成感のほうが勝りました。

当社は、「頑張るときは頑張る、休むときはしっかり休む」というメリハリを大切にする会社です。自分の時間を大切にしながら働きたい方には、ぴったりの職場だと思います。

応募者へのメッセージ

失敗を糧に成長できる環境がある

営業職は、お客様の課題解決と環境負荷の軽減を両立させる仕事です。ただ売るだけでなく、社会に貢献できる意義のある仕事だからこそ、大きなやりがいを感じられます。未経験からでも安心してスタートできる環境が整っており、先輩の同行営業や社内研修を通じ、廃棄物処理やリサイクルについて基礎から学ぶことができます。

私も最初は分からないことばかりで、現場で思わぬトラブルを起こしてしまったこともありました。ある時、廃液の回収作業時にホースが合わず、吸引ができない事態になってしまったのです。物流担当やドライバーに助けてもらいながら何とか対応しましたが、当時は焦りと申し訳なさでいっぱいでした。でも、その経験を通じて「事前確認の大切さ」や「現場の状況を考えた調整力」が身につき、今ではスムーズに回収作業を進められるようになりました。このように、当社には失敗を経験しながら学び、成長できる環境があります。周囲の先輩や技術スタッフ、物流担当と連携しながら、一歩ずつ経験を積んでいける職場です。

やる気と挑戦する気持ちがあれば、専門知識がなくても大丈夫。「環境ビジネスに興味がある」「お客様の役に立ちたい」そんな想いを持つ方と一緒に働きたいと思っています。J&T環境で一緒に成長していきましょう!